はじめての夏休み

アキの初めての夏休み、ひとこと日記

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キアラ

Author:キアラ
6歳の男の子、アキのママ。
1歳の男の子、サス君のママでもある。

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夏休み最終日 2006-09-03-Sun

今日でアキの長い夏休みが終わった。

今日は午前中に、ワークブックの最後の課題「野菜スタンプ」をやってみた。昨日スーパーで仕入れてきた野菜や家にあった野菜を輪切りにして、スポンジにしみ込ませた絵の具をつけてスタンプしてみた。使った野菜は、ニンジン、キュウリ、ナス、オクラ、トウモロコシ、マッシュルーム、長ネギ、パプリカ、ピーマン。絵の具は、赤、青、黄の三原色を用意した。
試しにいらない紙を使ってスタンプしてみたら、絵の具がちょっと薄い気がしたけど一応スタンプできそうだったので、そのまま続行した。見ていたサス君も興味津々で、一緒にスタンプごっこして遊んだ。
アキは、パプリカの輪切りと長ネギの輪切りを組み合わせてお花のようにしたりして、いろんな形を楽しみながら紙いっぱいにスタンプした。オクラの輪切りが星形になるので、それをやってみせたら、紙の周囲をぐるっと星形のスタンプで囲んだ。色は、途中で絵の具を混ぜて、オレンジ、紫、緑に変化させてみた。やっぱり色が薄かったけど、全体にいろんな模様がつけられて良かったんじゃないかな。
それから、色塗りが途中だった絵日記を仕上げて、無事に明日の新学期に間に合わせることができたよ。
ママは小学校のときからまともに宿題を終わらせられないダメな生徒だったので、せめてアキの初めての宿題くらいはちゃんとしてあげないとね(笑)

後は、昼ご飯をジジと一緒に食べて、午後はジジと少し出かけてサス君のためのでっかいおもちゃと自分用の小さいレゴセットを買ってもらって帰ってきた。帰ってくると、体調の悪かったババも起きていたので、アキもうれしそうだった。早速買ってもらったレゴを組み立てたけど、小さいセットだったのであっという間にできあがってしまって、アキはサス君のおもちゃをうらやましそうに見ていた。サス君がお昼寝から起きたら、アキの方が張り切って箱を開けていたね。

晩ご飯はババとママが一緒に作って、みんなで食べた。

今日で無事に長い夏休みが終了した。毎日退屈させないというわけには行かなかったし、途中風邪を引いて体調を崩したこともあったけど、初めて家族みんなで旅行にも行かれたし、その他にも初めての体験がいっぱいあったと思う。サス君と遊ぶのがとっても上手になってきて、大人が見ていなくてもサス君が楽しそうにしていてくれるのでとても助かる。お兄ちゃんらしくなってきたってことだね。スリリングな大冒険もあったし、大人の歯も生えてきたし、いろんな意味で一回り大きく成長したと思う。

明日から、また幼稚園に通い始める。朝早起きできるかどうか心配だけど・・・(ママもね)。夏休み中と違って、また制服を着ての登園だ。明日は午前中だけの短縮保育だけど、あさってからはお弁当も始まる予定。



これで、アキのはじめての夏休みの記録は終わりになる。
ママも毎日(一応)頑張ったよね(←自画自賛)
来年の夏休みもこんな風に記録に残せたら、今年と比較したりして楽しいかもしれない。なにしろ、小学校1年生になっているからね。
時折この夏の体験を振り返りながら、自分の子どもの成長を噛みしめて、また明日から頑張ろう

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あと2日 2006-09-02-Sat

昨日あたりからババの調子が悪くて、ずっと寝込んでいるようだったので、今日は自宅で過ごすことになった。ジジがいるからね。お昼のこととかあるし。

で、昨日の予定通り、今日はアキに絵日記をやってもらうことにした。
先日保育園に行ったときのことを書かせてみた。この絵日記のページの横に、「じがかけないひとは、おかあさんにかいていただきましょう」とあって、下の方に3行くらい文章を書くスペースがある。アキは、ひらがなカタカナの読みはずいぶん前からできていたけど、書くのを本格的に練習し始めたのは幼稚園に入ってからのことだった。時折思い出せないことがあるけど、たいがいの字はちゃんと自分で書けるので、文章だけ一緒に考えてあげるのだが、毎回「じがかけないひとは・・・」のところを声に出して読んで、意味ありげに人の顔を見るのだ。本当に甘ったれだねぇ、キミは。

今日もまずは文章を書かせて、それから絵を描かせた。前の2日分は、サーカスに行ったことと箱根旅行のことを書いたのだが、絵のところで最初に鉛筆で下書きをさせてから、色鉛筆で色を塗るという方法をとらせていたので、必要以上に時間がかかってママは疲れてしまった。そこで、今回は初めから色鉛筆で描かせることにした。
園庭にあった鉄棒や滑り台、ブランコなんかの絵を描いて、自分と例のSちゃんの絵を描いた。それからしばらく考えて、隣にMちゃんの絵も描いていた。う~~~ん。ビミョーじゃない? それ。
確かに、当日のことを思えばSちゃんと遊んだ時間の方が長かったからね。絵日記としては忠実に描いていると思うよ。でもやっぱりMちゃんのことは好きなのか。どうなんだ?? 最初からMちゃんの絵を描いたわけではなかったからね。しかも、文章の方にはSちゃんと遊んだと書いたけどMちゃんの名前は出てこないし・・・。そんなものかしらね。
夕方になってババが少し起きられるようになったみたいだったので、サス君とアキを連れて近くのスーパーに買い物に行った。途中、家の門柱の上で寝ている黒猫を見て、「あのネコ、この前アキが一人で歩いていたときにお花屋さんのところにいたネコだと思う」と、先日の大冒険の話をしてくれた。「ねぇ、ママもあのネコ見た?」「いや、ママはこっちには来なかったから」「あ、そっか。そうだったよね~。アキ間違えちゃったからさ~」
夕食はピザにしたよ。時間が遅くなっちゃって、作る時間がなかった(←ダメ母)

明日は夏休みの最終日。野菜スタンプ、やらなくっちゃね。

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あと3日 2006-09-01-Fri

アキの夏休みも残すところあと3日となった。
今日はダディがお休みだったので、ママはお寝坊させてもらえた。ゴミも出してくれたし、やさしいダディだね。アキもこういうことができる男性に成長してもらわねば・・・。

今日は特に予定もなかったのだが、ママがお昼近くまで寝坊したので、ママが起きて間もなく家族で出かけることにした。
お昼ご飯を外で食べて、アキがムシキングのゲームをしている間にママとダディはいろいろお買い物。ダディのスペースに置くコルクボードやら、アキのための水彩絵の具やらを文房具屋で買った。
アキは途中、う○ちに行きたくなってしまったのだが、買い物をしていた駅ビルのトイレはアキの苦手なタイプばかりだった。アキはウォシュレットタイプの操作ボタンがついたものや、流水音が勝手に流れるタイプのもの(まだ幼児なので女性用を使っているのさ)、あとは自動で水が流れるものが苦手。最近、おし○こはわりとどんなトイレでもできるようになってきたのだが、大きい方はどうしても恐怖があるらしい。
でも、わざわざ駅ビルを出てほかのトイレを探すのも大変だし、雨も降ってたし、買い物はまだ終わらないし、何とか説得してトイレに連れていった。幸い広めの個室が空いていて、まずはセンサーで流れるのを一回流して見せ、センサーを手で覆ってすぐに反応しないようにしてあげた。流水音が鳴る機械の方も、手をかざさなければスタートしないし、もし音が出たらボタンを押せば止まるということを実演してみせて、本人もようやく納得してトイレに座ってくれた。一度できれば、そのトイレは大丈夫なので、今後はここに連れてくれば間違いないだろう。大変だったけど、これで安心して買い物を続けられるので良かった良かった。
その後は、ビデオ屋に行ってDVDを借りてきた。アキが選んだのは少し前のジャスティライザー。全巻そろっていたけど、アキが選んだのはなぜか8巻だった。カバーにかっこいいロボットが出てたのでそれが良かったんだって。でもカバーは置いてこないといけないんだけどね(苦笑)
家に戻って、サス君を遅めの昼寝につかせ、ダディも早起きがたたってダウンしてしまったので、アキと2人でDVDを鑑賞した。
アキとのお買い物は、ゲームとおもちゃとおかしと飲み物がすべてそろうと本人も満足なのだが、ジジババが甘やかすおかげで最近はどれかひとつがかけてもブーブー文句を言うから困ってしまう。まったく、贅沢モノが

明日は、幼稚園から出された夏休みのワークブックに取り組まないとね。あと絵日記が1日分と(全部で3日分書けば良い)、野菜スタンプがある。頑張れ!

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なつかしい場所 2006-08-31-Thu

今日は、アキが待ちに待った、保育園訪問の日である。
朝、いつもより少し早起きしてみると、外は快晴。前回は台風と風邪ひきでドタキャンしたので、今回は見事リベンジできそうだ。
朝ご飯を食べて、ダディにも支度を手伝ってもらい、アキとサス君に同じポロシャツを着せていざ出発。
駅まではタクシーを使い、それから電車、バスと乗り継いで、ほぼ予定通り10時頃目的地に到着した。
門をくぐって玄関に向かう。ちょうど、ほかの訪問客がいたので園長先生が玄関に出てきたところだった。簡単に挨拶して中に入ると、先生方がすぐにアキを見つけて、朝の集会に招き入れて下さった。半年ぶりに会うお友達の前で、アキも少し照れながら挨拶をしている。女の子たちが大はしゃぎしていた。
それから、園庭で遊ぶことになり、アキもサス君も外に出た。アキの同級生は、運動会に向けての練習をしているようだ。最初は跳び箱。3段の跳び箱を一人5回ずつ跳ぶ練習をする。アキも一緒に列に並んでやってみた。飛び越えることはできなかったけど、こうやって毎日のように練習していくと、秋にはほとんどの子どもが跳べるようになるようだ。その後は、リレーのバトン練習。
そして自由遊びになった。アキは女の子にモテモテだ。その中でも一人、アキにべったりくっついて遊んでくれたのがSちゃんだ。アキのいたクラスは、23人くらいのうち女の子が8人しかいなかった。それで、昨日の夜に女の子の名前を順に思い出していたのだが、なぜかSちゃんのことだけ思い出せなかった。決して影が薄いという訳ではなかったのだが、特別仲良しだったわけでもない。しかし、今日はどういうわけかSちゃんがアキの手を取ってあっちこっち連れ回して遊んでいるのだ。
その一方、アキがいた頃、自他ともに認めるラブラブの相手がいた。Mちゃんだ。Mちゃんとは本当に仲良しで、こちらに引っ越すことが決まったとき、先生方が残されるMちゃんが心配だと言うほどだったし、引っ越してきてからも時折Mちゃんのことを思い出しては懐かしんでいた。前回、遊びにくる予定を立てたときには、Mちゃんのママが午後半休を取って、2人で遊ばせようとまで考えていた。今回はそこまで予定が立てられなかったのだけど、保育園で2人が再会できるのを親としても楽しみにしていたのだ。
ところがMちゃんは、朝アキに会って用意してきた手紙を渡してくれたきり、Sちゃんの勢いに負けたのか、ずっとアキから離れたところで遊んでいる。ほかのクラスメートと遊んだり、先生と大縄跳びをしたりしているのだ。
2人がちっとも絡まないので、余計なお世話と思いながらも私はハラハラしてしまった。このままなんにもしゃべらないで帰ってしまっていいんだろうか?
Sちゃんがアキから少し離れたスキを見て、アキに「Mちゃんとお話ししないの?」と聞いてみた。
すると、アキは「だって、Mちゃんがほかの人と遊んでいるんだもん」だって。
う~~~ん。きっと女心としては、アキが自分から近づいてきてくれるのを待っているんだよ。まったくコレだから男はダメだよ。それに、あんなにSちゃんがくっついていたらMちゃんから話しかけるのは難しいだろうなぁ・・・。
そんなこんなで、午前中はずっと園庭で遊んだが、Mちゃんとアキはまったく絡むことなくお昼ご飯の時間になってしまった。
教室に戻ると、すでにテーブルがセッティングされ、食事も配膳されていた。先生の計らいで、今日はいつものグループではなく、好きな席に座っていいことになった。当然、アキの隣の奪い合いだ。と同時に、サス君も奪い合いの対象になった。といっても、サス君はお兄ちゃんたちにモテモテだったよ。女の子たちはアキの方がいいみたいだった。
それで、すったもんだの挙げ句、アキの座った4人がけのテーブルには女の子が3人。その中には、無事にMちゃんも混ざってたよ。あ、Sちゃんもいたけどね。ママはほっとしたよ。それにしてもハーレム状態だねぇ、お兄さん。
食事の間は、私はちっとも食べないサス君に手を焼きつつ、同じテーブルの子どもたちの話を聖徳太子のように同時に聞いてあげつつ、私に出されたものは残すわけにはいかんと必死に食べつつ・・・とても忙しい時間を過ごしていたので、アキとMちゃんの絡みはよく観察できなかったよ。
ちなみに、今日のメニューは白身魚のホイル焼き、和風サラダ、レーズンパン、パンプキンスープ、グレープフルーツだった。グレープフルーツは、好き嫌いが二分する数少ない果物のひとつだ。アキは大好き、でもMちゃんは大嫌いなんだって。くすっ。うちも、私は大好きだけどダディは大嫌いだよ。
アキはレーズンが好きではないけど、今日は頑張って残さず食べた。そして、スープもオカワリしたし、グレープフルーツも5切れくらい食べたみたい。
食事中には、去年の担任の先生も会いに来て下さった。今の幼稚園の話なんかを聞いて下さっていたようだ。
そして、慌ただしく食事の時間が終わり、ほかのお友達はお昼寝に入るのでアキはおいとまする時間となった。アキはとっても寂しそう。Mちゃんともやっと打ち解けて、お昼寝の前に遊びたいなんてことを言っていたのに、そうはいかないと分かってシュンとしてしまった。
最後に記念撮影をして、やっとみんなにさよならを言って、玄関を出た。
保育園の外でタクシーを待っている間、アキはぽつりとつぶやいた。
「幼稚園より保育園の方がいいのになぁ」
コレを聞いて私はちょっぴり心苦しくなった。引っ越しなんて、いつだって親の都合だもんね。それも、我が家の場合は仕事のためとかではなくて、実家に居住スペースがあったから、というだけだったし。別に引っ越さなくても良かったのに引っ越してしまって、結果的にアキの生活がガラリと変わってしまったのだから。
もちろん、幼稚園だから、保育園だから、ということではなくて、これまでアキが4年間お世話になった保育園がとってもアキの性格に合っていたんだと思う。実際、先生方はみんな温かいし、こんな風にいつでも迎え入れて下さるし、庭も広いし。半年ぶりに会ったお友達も、(Mちゃんは照れてしまって大変だったけど)みんなすぐに打ち解けて遊んでくれた。アキにとっては居心地の良い空間なのだ。
少しばかり罪悪感を覚えながらも、これもまた人生よと、これまた勝手な理由で自分を納得させつつ、懐かしい土地の駅前のショッピングセンターで、ゲームをしたりお茶を飲んだりして、夕方帰路についた。
またいつでも来て下さい、と言って頂けたので、また機会があれば行かせてあげたいとも思う。あんまり思い出に引きずられて、今の幼稚園の生活に支障が出るようでは困るけれど(笑)
いやぁ、それにしても、男女の仲って面白い! たかが5歳、6歳と侮るなかれ。Mちゃんの切なそうな表情といい、ほかの女の子にべったりされて浮かれてしまうダメ男ぶりといい、浮いた話から遠ざかって早○年のママは、とってももどかしい気持ちになったよ。
これからどんな男の子に成長して、どんな女の子たちに出会って、どんな恋をしていくものやら。
ママもダディも恋愛ベタだったので、せいぜいハンサムなアキには青春を謳歌して頂きたいと思うのは、まぁ気が早すぎますね。
そうそう、そういえばお昼ご飯を食べ終わったあたりから、Dくんが私のところにやってきてはアキの行動をチクっていったのが可笑しかった。Dくんは、「アキがMちゃんのスカートに触ってた」とか、「Sちゃんがアキの手を握ってた」とか、なんとなくエッチなことばっかり私の報告に来ていた。アキの評価を落としたいのかなぁ。なんかDくんのはモテる男に対するせめてもの反撃っぽかったよ。Dくんも面白いヤツだけどね。アキは、親の私が言うのもなんだけど、背は高いし顔だけは間違いなくイケてるからね。

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ちっちゃな大冒険 2006-08-30-Wed

きっかけは、私がせっかちだったからだと思う。あとは、お互いに目測をちょっとだけ誤っていたことだろうか。

今日、アキは預かり保育で、4時過ぎに帰宅した。
それから、お昼寝から起きて間もないサス君とアキを連れて買い物に行こうと思っていたのだが、アキにおやつを食べさせたりしているうちに30分以上時間が経ってしまった。アキは4時からの教育テレビに見入っている。
昨日と同じように早めに晩ご飯を済ませて、明日のお出かけに備えておきたかったのだが、今から買い物に行くとなると昨日のように早くはできそうもない。私は一刻も早く支度をして買い物に出かけたかった。早く済ませたいなら近場のスーパーなのだが、明日のために手みやげのお菓子を買いに行きたかったので、駅前の西友まで行くことにした。
ところが、アキは4時45分からの番組を見てから行きたいと言う。私はそんなのを待っていたくなかったので、それならババと一緒に留守番していてくれと頼んだ。アキは「すぐに追いかけるからさ」なんてことを言っていたが、「自転車で行くから追いつかないよ」と言って、私はサス君を連れて玄関を出た。
ママチャリを軽快に(?)走らせて線路の向こうの西友まで行き、和菓子屋でお菓子を調達し、子ども乗せカートの存在しない不便な食料品売り場で、サス君がいなくならないように苦労しながら買い物を済ませて、急いで自宅へ。
家に着いたのが5時20分頃だった。「ただいま~」と玄関を入って行ったところ、テレビはつけっぱなしだがアキがいない。「どうせ一人で寂しくてババの方に行っているんだろう」と思い、ババのところへ行って「アキ、お邪魔してる?」と聞くと、「いないわよ」との返事。

えっ?

びっくりしてババの顔を見たら、すかさず「追いかけて行ったんじゃないの?」とババは言う。
そうに違いない。玄関を確認すると、アキのサンダルがない。

ひょえ~~~っとアセりながら、取りあえず携帯を握りしめて、サス君をババに託して再びママチャリに乗る。
頭の中でいろいろ考える。アキはとっても賢い子だ。方向感覚もなかなかすぐれている。いつも通る道でまっすぐ駅に向かったのなら迷っていることはないだろう。ちゃんと西友に行くと言っておいたから、西友まではたどり着いているはずだ。
しかし、とっても賢い分、余計な心配もしてしまう。まさか、あまりアキはなじんでいない、自転車で通る道を歩いて追いかけてきたんじゃないだろうか。西友は線路の反対側にあるので、自転車のときは普段の徒歩ルートとは別の道で線路を超えてくるのだ。まさか、それで道に迷っていたら・・・。
取りあえず、徒歩ルートで駅に向かい、銀行前に自転車を(違法)駐車して、走って西友へ向かった。食料品売り場を一通り見て回る。しかしアキの姿はない。
やっぱり自転車ルートをたどって迷っているんじゃないだろうかと思い始めて、歩いて自転車ルートを逆に歩いてみたが、少し歩いたところでその可能性が低いような気がしてきたので、また西友に逆戻りした。
あぁ、どうしよう。西友で迷子の問い合わせがないかどうか聞いてみようか・・・。でも、迷子に見えなければ誰も声をかけないし、西友にたどり着いたと言う保証もないのに聞いてみたら、話がややこしくなるだけだ。アキは年長組だが、見た目だけでは小学生に見えるくらい身長がある。一人で歩いていても、泣きわめいてでもいない限り、普通の人は声をかけないだろう。う~~~ん。次なる目的地は、もうひとつのスーパーだ。西友に行ったというのが伝わっていなくて、あっちのスーパーに行った可能性もある。
などと、いろいろ考えていると携帯が鳴った。ババからである。
「帰ってきてるわよ。早く戻ってきてあげて」

はぁぁぁ~~~~。

よかった。よかった。ちゃんと無事に家に帰っていたんだね。
でも、電話の向こうで泣きじゃくっている声を私は聞き逃さなかったよ。
あわててママチャリをとめてあったところに戻り、自転車に飛び乗って引き返した。
家に帰ってババの方に行ってみると、アキが椅子に座って泣いていて、ババがアキの足にバンドエードを貼っていた。
まず抱きしめて「良く戻ってきたね。えらかったね」と声をかけ、足をどうしたのか聞いてみた。
履きなれないつっかけサンダルを裸足で履いて歩いたので、両足の小指が靴擦れしてしまったのだ。
ババはバンドエードを貼りながら、「えらかったんだよ。家に帰ってくるまで泣かないでいたんだけど、ババの顔を見たらちょっと涙が出てきちゃったんだよね」と話してくれた。
それから、アキの話をゆっくり聞いてみた。
アキは、自分の見たかった5分番組を見て、すぐにママの後を追いかけようと、ババにも言わずに家を出たのだそうだ。ほんの5分しか経っていないから、絶対追いつけると確信して西友に向かって、西友の地下の食料品売り場を見たが、ママは見つけられなかった。それから、もしかしたら例のスーパーの方に行っているかもしれないと考えて、歩いて戻り、途中からスーパーへと続く道をちゃんとたどって、スーパーの中もチェックした。それでも見つからなかったので、家に帰ることにしたというのだ。
話を聞いて驚いた。普段、駅からの帰り道ですぐに「疲れた」と文句を言いながらダラダラと歩いているアキが、駅までの往復プラス、スーパーまでの道のりをひとりっきりで歩いたというのだから。絶対会えると確信して家を出て、西友でママに会えなかった不安を乗り越えて、道を間違えずに一人で自宅まで戻ってきたのだ。普段は、ほんの少し擦りむいただけでも泣いて耐えられないのに、両足にできた靴擦れの痛みを我慢して家まで歩き切ったというのだ。
今回のことは、私が家を出たときに後5分待ってやれば起こらなかったできごとだ。結果的に私は探しに行って30分も余計に時間を食ってしまったわけだから、あの5分を我慢すればなんの問題もなかったのかもしれない。
それから、時間的なことを考えると、おそらく私たちは同じ時間に西友にいた可能性が高いのだ。ただ、巡り会えなかったのは、アキが地下の食料品売り場しかチェックしなかったのに対し、私とサス君は1階の食料品売り場でも買い物をしていたのだ。たぶんこの時間にすれ違ってしまったのではないかと思われる。
アキの話を一通り聞いた後、ひと言だけ「家を出るときにはちゃんと家にいる人、ババとかジジとかに、どこに出かけるのか行ってから出かけてね」と伝えた。
一人で出たことを責めることはできない。もう自分一人で行かれるという自信が本人に芽生えてきているのだから、それを止めるよりも出かけるときの注意点をひとつずつ確認しながら教えていく方が良い。
私も、あのとき5分待ってやらなかったことを反省してはいるが、結果的にはアキがどれだけ成長しているかを知ることになった。逆に、ちゃんと待ってあげたところで、アキが素直に買い物について来たかどうかは、正直言ってわからないのだ。災い転じて福となすとでも言うのだろうか。
来年には小学校に通いはじめるアキ。もう家の中に一人で閉じ込めておくだけではいけないのかもしれない。なにぶん物騒な世の中になってしまったので、自分が子どもだったときのように自由に外出できないのは残念なことであるが、いずれは一人で外を歩くときが来るのだから、これからは少しずつ経験させていくべきなのかもしれない。

それにしても、何事もなく帰ってきてくれて本当に良かった。
もし迷子になっているのだとしたら、一体どこをどうやって探したら良いのか見当がつかなかったのだ。スーパーに行っていなかったら、一度家で待機して、それでもダメなら警察か・・・とあれこれ考えを巡らせながら、どこかから救急車の音が聞こえてこないかと耳を澄ませてみたり、アキは意外と道をちゃんと覚えているからきっと帰ってくるだろうと自分に言い聞かせてみたり・・・。

今日はたくさん歩いたし、精神的にも疲れたんだろうか。夜はすんなり寝てくれた。
手放しで喜べることではなかったけれど、今回の事件は私にとってもアキにとっても良い経験になったと思う。

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