はじめての夏休み

アキの初めての夏休み、ひとこと日記

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キアラ

Author:キアラ
6歳の男の子、アキのママ。
1歳の男の子、サス君のママでもある。

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ちっちゃな大冒険 2006-08-30-Wed

きっかけは、私がせっかちだったからだと思う。あとは、お互いに目測をちょっとだけ誤っていたことだろうか。

今日、アキは預かり保育で、4時過ぎに帰宅した。
それから、お昼寝から起きて間もないサス君とアキを連れて買い物に行こうと思っていたのだが、アキにおやつを食べさせたりしているうちに30分以上時間が経ってしまった。アキは4時からの教育テレビに見入っている。
昨日と同じように早めに晩ご飯を済ませて、明日のお出かけに備えておきたかったのだが、今から買い物に行くとなると昨日のように早くはできそうもない。私は一刻も早く支度をして買い物に出かけたかった。早く済ませたいなら近場のスーパーなのだが、明日のために手みやげのお菓子を買いに行きたかったので、駅前の西友まで行くことにした。
ところが、アキは4時45分からの番組を見てから行きたいと言う。私はそんなのを待っていたくなかったので、それならババと一緒に留守番していてくれと頼んだ。アキは「すぐに追いかけるからさ」なんてことを言っていたが、「自転車で行くから追いつかないよ」と言って、私はサス君を連れて玄関を出た。
ママチャリを軽快に(?)走らせて線路の向こうの西友まで行き、和菓子屋でお菓子を調達し、子ども乗せカートの存在しない不便な食料品売り場で、サス君がいなくならないように苦労しながら買い物を済ませて、急いで自宅へ。
家に着いたのが5時20分頃だった。「ただいま~」と玄関を入って行ったところ、テレビはつけっぱなしだがアキがいない。「どうせ一人で寂しくてババの方に行っているんだろう」と思い、ババのところへ行って「アキ、お邪魔してる?」と聞くと、「いないわよ」との返事。

えっ?

びっくりしてババの顔を見たら、すかさず「追いかけて行ったんじゃないの?」とババは言う。
そうに違いない。玄関を確認すると、アキのサンダルがない。

ひょえ~~~っとアセりながら、取りあえず携帯を握りしめて、サス君をババに託して再びママチャリに乗る。
頭の中でいろいろ考える。アキはとっても賢い子だ。方向感覚もなかなかすぐれている。いつも通る道でまっすぐ駅に向かったのなら迷っていることはないだろう。ちゃんと西友に行くと言っておいたから、西友まではたどり着いているはずだ。
しかし、とっても賢い分、余計な心配もしてしまう。まさか、あまりアキはなじんでいない、自転車で通る道を歩いて追いかけてきたんじゃないだろうか。西友は線路の反対側にあるので、自転車のときは普段の徒歩ルートとは別の道で線路を超えてくるのだ。まさか、それで道に迷っていたら・・・。
取りあえず、徒歩ルートで駅に向かい、銀行前に自転車を(違法)駐車して、走って西友へ向かった。食料品売り場を一通り見て回る。しかしアキの姿はない。
やっぱり自転車ルートをたどって迷っているんじゃないだろうかと思い始めて、歩いて自転車ルートを逆に歩いてみたが、少し歩いたところでその可能性が低いような気がしてきたので、また西友に逆戻りした。
あぁ、どうしよう。西友で迷子の問い合わせがないかどうか聞いてみようか・・・。でも、迷子に見えなければ誰も声をかけないし、西友にたどり着いたと言う保証もないのに聞いてみたら、話がややこしくなるだけだ。アキは年長組だが、見た目だけでは小学生に見えるくらい身長がある。一人で歩いていても、泣きわめいてでもいない限り、普通の人は声をかけないだろう。う~~~ん。次なる目的地は、もうひとつのスーパーだ。西友に行ったというのが伝わっていなくて、あっちのスーパーに行った可能性もある。
などと、いろいろ考えていると携帯が鳴った。ババからである。
「帰ってきてるわよ。早く戻ってきてあげて」

はぁぁぁ~~~~。

よかった。よかった。ちゃんと無事に家に帰っていたんだね。
でも、電話の向こうで泣きじゃくっている声を私は聞き逃さなかったよ。
あわててママチャリをとめてあったところに戻り、自転車に飛び乗って引き返した。
家に帰ってババの方に行ってみると、アキが椅子に座って泣いていて、ババがアキの足にバンドエードを貼っていた。
まず抱きしめて「良く戻ってきたね。えらかったね」と声をかけ、足をどうしたのか聞いてみた。
履きなれないつっかけサンダルを裸足で履いて歩いたので、両足の小指が靴擦れしてしまったのだ。
ババはバンドエードを貼りながら、「えらかったんだよ。家に帰ってくるまで泣かないでいたんだけど、ババの顔を見たらちょっと涙が出てきちゃったんだよね」と話してくれた。
それから、アキの話をゆっくり聞いてみた。
アキは、自分の見たかった5分番組を見て、すぐにママの後を追いかけようと、ババにも言わずに家を出たのだそうだ。ほんの5分しか経っていないから、絶対追いつけると確信して西友に向かって、西友の地下の食料品売り場を見たが、ママは見つけられなかった。それから、もしかしたら例のスーパーの方に行っているかもしれないと考えて、歩いて戻り、途中からスーパーへと続く道をちゃんとたどって、スーパーの中もチェックした。それでも見つからなかったので、家に帰ることにしたというのだ。
話を聞いて驚いた。普段、駅からの帰り道ですぐに「疲れた」と文句を言いながらダラダラと歩いているアキが、駅までの往復プラス、スーパーまでの道のりをひとりっきりで歩いたというのだから。絶対会えると確信して家を出て、西友でママに会えなかった不安を乗り越えて、道を間違えずに一人で自宅まで戻ってきたのだ。普段は、ほんの少し擦りむいただけでも泣いて耐えられないのに、両足にできた靴擦れの痛みを我慢して家まで歩き切ったというのだ。
今回のことは、私が家を出たときに後5分待ってやれば起こらなかったできごとだ。結果的に私は探しに行って30分も余計に時間を食ってしまったわけだから、あの5分を我慢すればなんの問題もなかったのかもしれない。
それから、時間的なことを考えると、おそらく私たちは同じ時間に西友にいた可能性が高いのだ。ただ、巡り会えなかったのは、アキが地下の食料品売り場しかチェックしなかったのに対し、私とサス君は1階の食料品売り場でも買い物をしていたのだ。たぶんこの時間にすれ違ってしまったのではないかと思われる。
アキの話を一通り聞いた後、ひと言だけ「家を出るときにはちゃんと家にいる人、ババとかジジとかに、どこに出かけるのか行ってから出かけてね」と伝えた。
一人で出たことを責めることはできない。もう自分一人で行かれるという自信が本人に芽生えてきているのだから、それを止めるよりも出かけるときの注意点をひとつずつ確認しながら教えていく方が良い。
私も、あのとき5分待ってやらなかったことを反省してはいるが、結果的にはアキがどれだけ成長しているかを知ることになった。逆に、ちゃんと待ってあげたところで、アキが素直に買い物について来たかどうかは、正直言ってわからないのだ。災い転じて福となすとでも言うのだろうか。
来年には小学校に通いはじめるアキ。もう家の中に一人で閉じ込めておくだけではいけないのかもしれない。なにぶん物騒な世の中になってしまったので、自分が子どもだったときのように自由に外出できないのは残念なことであるが、いずれは一人で外を歩くときが来るのだから、これからは少しずつ経験させていくべきなのかもしれない。

それにしても、何事もなく帰ってきてくれて本当に良かった。
もし迷子になっているのだとしたら、一体どこをどうやって探したら良いのか見当がつかなかったのだ。スーパーに行っていなかったら、一度家で待機して、それでもダメなら警察か・・・とあれこれ考えを巡らせながら、どこかから救急車の音が聞こえてこないかと耳を澄ませてみたり、アキは意外と道をちゃんと覚えているからきっと帰ってくるだろうと自分に言い聞かせてみたり・・・。

今日はたくさん歩いたし、精神的にも疲れたんだろうか。夜はすんなり寝てくれた。
手放しで喜べることではなかったけれど、今回の事件は私にとってもアキにとっても良い経験になったと思う。

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